学校に通っていると、朝から午後15時くらいまではどうしたって学校の決められた時間で過ごさなきゃならない。放課後は宿題したりレッスンに行くと、あっと言う間に一日が終わりますよね。
となると、やはりここでも時間の使い方や工夫次第で、自主練ができるかどうか変わってきます。
私は声楽のレッスンも大好きでした。毎日発声や新曲、課題曲の練習をしようと心に決めていたのですが、放課後はバレエやダンスのレッスンに直行していたので帰宅は22時過ぎ。そんな時間に歌うのはもちろん近所迷惑だし寝てる人もいる時間帯。でも、練習したかった。
さぁどうしよう。いつ練習しよう。16歳の良子、一生懸命考えました(笑)
そうだ!朝からやろう!朝ならイケるんじゃないか!?
学校に行く前7:00頃、少しでもうるさくない所をと考えて、押し入れの中で発声練習をしました。
ドラえもんみたいな感じです。夏は暑くてね💦いるだけでジワリ汗かいてました。
やった結果はNG!やはりうるさいと姉に叱られました。うまいならまだしも・・・という尾びれもついてきましてね。カチンときて、でも傷ついて涙もじんわり。うまいなら必死に練習しないわ(# ゚Д゚)と心で捨て台詞を言っていました。面と向かっては怖くて言えないのだけどね。
でもご近所迷惑なのは納得。朝は新曲の譜読み練習を小さめの声で行うことにしました。
じゃあ、発声練習や歌曲の練習はどうしよう。
そうだ!学校でできないかなと閃きました。高校の音楽室は、防音ルームが数部屋ありました。授業でグループごとに演奏の練習をしていた時のことを思い出したんです。
早速音楽の先生に、昼休みや放課後、空き時間に使わせてもらえないかお願いしにいきました。先生は、音楽系の部活動が優先になるけれど、空いている時はどうぞと言ってくれました。それからは、昼休みになると友人に「練習してくる」といっては譜面を持って駆け足で音楽室へ向かいました。とてもキラキラとしていたな、自分、、、と思うんです。充実した学生生活。友達も頑張れ~って応援してくれました。
やりたいことを一生懸命できるって、本当に幸せなこと。周りの大人たちは、忙しそうで大変ね、頑張ってるね、と言ってくれましたが、自分は大変なんて思わなかったし、新しいことを学ぶのもできるようになっていく自分も本当に楽しかったです。
あとは、電車の中。譜面をチェックする時間に使いました。イヤホンで譜面を弾いた録音を聞いたり、声楽レッスンの録音を聞いたり。そんな風にしていました。
そうそう。バーレッスンをね、空き教室や階段の踊り場っていうのかな。あのスペースで練習することもありました。手すりがあって丁度良かったです。雨の日は、運動部が階段を何往復も走っていたし、そんな中何かをしていても、あまり目立ちませんでした。あの人ダンス部?くらいの視線だったかな。
あとは、電車を待ちながらカフライズ。決して正しくはできていなかったと思いますが。
今なら、授業中寝るくらいだったら、坐骨ファインダーをやろうか、とか(笑)フットトラッキングタンジュもできそう。内転筋もイケる。そんな風に考えてしまいます。
まとめ
◇新曲・コールユーブンゲンの練習 朝早起き|電車の中|
◇発声・歌曲や課題曲の練習 学校の防音室|今ならレンタルスタジオ|今なら1人カラオケ
◇バーレッスンや振り練習 階段の踊り場|空いてる場所
◇面接の時の姿勢の練習 電車で座っている時|学校の朝礼や集会|
◆やらない方がいいこと 押し入れで歌う(暑い)|お風呂で歌う(声が響くからうまい気分になるが現実はそうでもない)|自転車で歌う(つい歌ってしまいがちだけど、周りに気付かれるとめちゃくちゃ恥ずかしい|電車の窓に映る自分を見て表情の練習(変な人)|小さなお弁当(結局お腹空く)|ショルダーバック(リュックの方が左右のバランスが良い)|ローファー(足首が疲れる)